自然との係わりをいかに考えて建築物を計画しているか、地域での生活はいかに自然を受けいれるかで、拒絶することではない、自然を理解し、それをいかにその土地の材料と受け継がれてきた技術で風土に合った建築物を建築するかである。
　例えば、敷地を読み、あらゆる自然の法則を取り入れて、屋根の向きは強風の吹く方向に逆らわず、日の当たる方角を意識して光の恵みを最大限に取り入れて、風を家の中に取り入れ快適な空間にする、夕日に映える美しい建物にする
　積雪した状態がにあう建物であること、このような事を先人に習い建築設計を行っていきたい。　また、町の中でも雨は降るし、太陽の光はさす、風は吹く、雪は積もる、その様な場所における近代建築にも、自然との係わりをもっといさぎよく知恵と勇気をもって設計業務を行うこ事が必要と考える。